永山満夫(伊勢原市 山王中)
1995年、朝尾幸次郎教授の標記講義を受けてから7年がたった。今年、PC環境の整備と選択授業の設定により21人の生徒と11月現在までに15時間の実践ができるチャンスを得た。ペアでの学び合い(Buddy System)によるGlobal Studyに取り組んだ。
【仮定】
・机上の英作文だけでなく、英語を母国語とする生徒との交流により、コミュニケーション能力はより高まる。
・情報活用は、英語の学習意欲を高め、効果的にコラボレートする。
【指導者の姿勢】
指導者が情報を集約提供するのではなく、生徒が自分の力でコミュニケーションを継続しようとする意欲を育む。
【生徒の到達目標】(例)
・必要な情報をInternetで見つけられる。
・メールの送受信ができる。
・インターネットを使って日英双方向の翻訳ができる。
・英語を使い異文化理解をしようとする。
・自分のbuddyを大切に思う。
【実践】
1学期:PCで英語リソースにアクセス。
2学期:Australiaの学校との交流。一人あたり7通から15通のメール交換があった。
【考察】
「英語でしか理解し合えないのでとても難しかったが、すごく楽しかった。」「オーストラリア人も英語を間違えるとわかってうれしかった。」等好評で、大きな効果があった。
(神奈川県中学校英語研究会2002年会報原稿)
【追伸】神奈川情報教育研究会提案資料 (2003年6月28日)
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